JESAコラム 第16回
太陽光発電も導入事例
みなさん、こんにちは。
ここのところ、太陽光発電の導入事例が増えています。今回は、その一部を紹介していきたいと思います。
佐賀県三瀬村では「米と発電の二毛作」として、稲の生育状況と発電事業の可能性を検証するプロジェクトを行っています。
段になった2枚の棚田の上部に太陽光パネルを1.8メートルの間隔を空けて設置することで、稲にも1日あたり9時間以上は太陽光が当たるように計算されています。
田植えから5カ月が経過した10月中旬には、予定どおり収穫を終えて二毛作を果たすことができました。
宮城県大崎氏ではゴルフ場跡に、関西国際空港の土砂最終事業跡地に、千葉県の山倉ダムでは水上式の、メガソーラーがそれぞれ設置されました。
山倉ダムにおける水上式メガソーラーでは、ダム水上の右半分に設置され、これは世界最大のメガソーラーとなる予定です。
水上に設置するために、ポリエチレン製の軽量の架台を組んで、その上に設置します。
このように、全国的に規模の大小を問わず、また技術の難易を問わず、太陽光発電の研究、導入が進んでいます。
太陽光だけでなく、地熱や風力といった、再生可能エネルギーの動向を、今後も見守っていきたいと思います。