あいさつ
ニッポンの“あんしん”
平成16年4月に有限責任法人日本自家発電保安推進協会を設立し、その後、平成26年11月に一般社団法人日本エネルギー設備保安推進協会(JESA)として 日本の「エネルギー設備」の保安推進を幅広く啓蒙できるように名称を変えました。 「ニッポンの“あんしん”」をスローガンに掲げ、活動を推進しております。
スタートに当たり、エネルギー設備の中でも、特にビルや工場などに設置されている自家発電設備、 その中でも特に地震や火災時等の緊急災害時の電源確保を目的として導入設置されている防災用自家発電設備は、 日常、運転される機会がほとんどないため、設備機能の維持管理を図る日常的な点検整備が重要です。
こうした自家発電設備の品質、性能の維持管理を確実なものとするため、点検整備事業の受託、斡旋などの事業を通じて 自家発電設備の点検整備の内容の充実と確実な実施を目指し、活動していきます。
昨今のエネルギー事情の多様化も鑑み、新エネルギー(水素貯蔵、風力・太陽光・リチウムイオンバッテリー等)を利用した 発電電力貯蔵装置の保全も推進していきます。
本協会は、自家発電設備ユーザーに対する広報・啓発活動を通じて、 自家発電設備の保守・点検・整備の重要性に対する理解を深めるとともに、 近年の著しい技術革新に対応したエネルギー設備全般に関する調査研究や、 講習・研修事業などを通じて会員・保全事業者の知識・技能の向上を図り、 関係機関、事業者の協力の下で自家発電設備の保安確保に貢献します。
21世紀の生活や環境は、今後さらに変化を遂げ、 必要なときに発電・貯蔵するエネルギー設備の保安確保の重要性はますます高まっています。 こうした時代の流れに即し、エネルギー設備の一層の「安全」と「安心」を守るため、 自家発電設備ユーザーにとどまらず、今後、あらゆるエネルギー設備のユーザーに、 “保守・保安”の啓蒙活動を積極的に行なっていきます。皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げる次第です。