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発電機の健康診断には
e-ダミーテスト(負荷試験)が大切です。

自家発電機(非常用発電機)は法令で、点検内容が細かく定められています。皆さんのイザという時の“あんしん”を守るためです。

ところが、掃除やオイル交換や部品交換は他の消防設備の点検と一緒に行われていますが、e‐ダミーテスト(負荷試験)は行わず、“空ぶかし”で終わっています。

非常用は特に、火災等が起こらない限り稼働することはありませんので、 何年も何十年も自動車を車庫で保管している事と同じ状態です。バッテリーが上がってしまい、急に使いたくなっても車は動かないでしょう。

発電機も同じです。ただし、発電機がそんな事になれば、助かる生命が助からなくなります。ですから、そうならないために年1回の総合点検で負荷運転の実施を消防法で定めているのです。

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JESA(日本エネルギー設備保安推進協会)は
e-ダミーテスト(負荷試験)を『3つの“あんしん”』で
ビル・マンションオーナーの皆様に“あんしん”を提供。

JESA加盟の試験実施技術者は

  • JESA認証「負荷試験装置」
  • 「負荷試験専門技術者」が実施
  • 「e-ダミーテスト実施済証」制度

3つの“あんしん”をご提供します。

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ビル・マンションオーナーの皆様には、
WEB登録でe-ダミーメンバーに
(e-ダミーメンバー)

e-ダミーメンバー(特別会員)になると

  • JESA推奨の試験実施技術者がe-ダミーテストを実施。
  • 実施済データの蓄積・分析で、さらなる“あんしん”を。
  • エネルギー設備の保安に関する情報を随時提供。

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発電機負荷試験をご希望の方

JESA会員の辰巳菱機では、負荷試験指示書を用いて、気軽にお見積もりいただけます。
http://www.ttmrk.co.jp/products/high/

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e-ダミーテスト®とは?

非常用電源

ビルやマンションで火事が起こると、消防車が到着するまでにスプリンクラーが作動して火を消そうとします。 一般のエレベーターは停電で動かくなった時、非常用のエレベーターで建物から脱出します。 消防車が到着すると、救急隊は屋内消火栓があれば使用して鎮火作業をします。

これらはすべて“電気”で稼働します。この電気は“非常用発電機”が供給します。 (この場合の“電気”を「非常用電源」と呼びます。)
このため、“万が一の時に”非常用発電機が動かない、という事になれば、助かる生命も助からず、 建物の被害も甚大になってしまうという事になりかねません。
ニュースで耳にする『二次災害』は、往々にして、『発電機がうごかなかったので。。。』ということが多いのです。
したがいまして、非常用発電機の正しい保守・点検が大切になってくるのです。

非常用発電機の保守点検

非常用発電機には、車と同じくエンジンがあります。内燃機関を使って、回転力を作り、それで発電します。 お持ちの車を2ヶ月も3ヶ月も放置しておくと、バッテリーが上がってしまい、かえって修理費用が嵩みませんか? 非常用発電機も同じです。定期的に、車のようにエンジンをかける、すなわち、燃料を使用して動かす、これを負荷運転といいます。 この負荷運転について、非常用発電機の点検内容を定めた消防法では、年1回の総合点検の多くの項目の中に、『1/3以上の実負荷運転』を義務付けています。

尚、この1/3以上というのは発電機の発電容量の1/3以上の出力がないとスプリンクラーや消火栓ポンプが動かないと言う事もあり、 最低限の目安であって、本来は100%以上の負荷運転で点検することが望ましいのはいうまでもありません。

ところが、法令に定められた非常用設備を稼働できるのは、常用している商用電源ではなく、非常用電源だけなのです。 そうすると、法令を順守して実負荷運転試験を実施するためには、非常用電源を使用するために建物内を停電させなければなりません。 しかし、長時間の停電をすれば利用者や居住者に大きな支障を与えます。 このような理由もあり、多くのビルやマンションでは実負荷による運転点検を実施できずに、「空ぶかし」と言われる負荷を掛けない運転による点検で済ませていたのが実情でした。

平成に入ってからは、この負荷試験に使用できる負荷試験装置が開発され停電させずに擬似負荷運転試験が実施できるようになりました。 しかし、負荷装置を使うと「コストがかかるから」とか「まず、火事は起こらないから大丈夫」 等々の判断から、多くの場合負荷運転を実施されていないのが現状です。

非常用発電機の法令についてはあらためてご紹介しますが、 それよりも、 3年以上実際に負荷をかけて運転をしていない非常用発電機は、非常時に稼働せず、 二次災害を起す危険性がある事をご存知でしょうか?

不幸な事に東日本大震災では、燃料切れや津波の被害等を除いて、 非常用発電機の機能が十分に発揮できなかった際の 不具合の多くが点検・整備不良によるものでした。

では、なぜ、そのようなことになるのでしょうか?
通常、無負荷運転(空ぶかし)で点検終了とされるケースが多く見られますが、そうしますと、 非常用発電機はカーボンが堆積され、いざという時に動かないという事になってしまいます。 その結果、火災につながり、人的な二次災害へ発展してしまう事になりかねません。 又、コンデンサー等の劣化が生じる可能性も高くなり、その結果、オーバーホール修理が必要になってしまったりと、 無駄なコスト増にもつながってしまいます。

以上から非常用発電機の点検の中で、負荷運転試験が皆さんの“あんぜん”“あんしん”を守るために必要である事を、 ご理解いただけたことと思います。

e-ダミーテスト®

そこで私達、JESA®(日本エネルギー設備保安推進協会 )は、『ニッポンの“エネルギーのあんしん”』を推進していく中で、非常用発電機の負荷運転試験を正しく普及・啓蒙していくために この負荷運転試験を“e-ダミーテスト®”と名付けました。

e-ダミーテスト®には以下の“e”を込めています。
emergency(非常用)
energy(エネルギー)
economy(経済的)
electronic (電子)
ecology(環境)
easy (手軽)

JESA®では、e-ダミーテスト®の推進・啓蒙・普及のために

  • 擬似負荷試験装置の協会認証を行っていきます。
  • 専門技術者資格制度を通して技術者の認定、育成を行っていきます。

e-ダミーテスト®の推進・啓蒙・普及を通して、あらゆるエネルギー設備の「ニッポンの“あんしん”」の確立が JESAの使命であると考え行動をしていきます。

e-ダミーテストの作業フロー

  • 装置運搬
  • 仮設ケーブル養生
  • e-ダミーテスト
  • 布設・撤去工事

※JESA試験実施技術者はリーズナブルな価格でe‐ダミーテストを実施します。
詳しくは、お問合せください。

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e-ダミーチェックとは?

JESA®では『ニッポンのエネルギー設備の“あんしん”』の構築を掲げて、 JESA方式の負荷試験を推進していきます。

そこで、 『e-ダミーテスト®』(発電機負荷試験)を

  • JESA認証の「負荷試験装置」を使用。
  • JESAの「負荷装置専門技術者」が、JESAの「負荷試験実施要領」に従って実施。
  • 異常無しの状況を確認した発電設備に「e-ダミーテスト実施済証」を表示する。

この一連の流れで、発電設備のe-ダミーテストの信頼性・安全性を、 JESA会員をはじめとする皆様のために確保するシステムを 『e-ダミーチェック』と名づけ、 “JESA方式の負荷試験”を大きく広げていきます。

点検済内容はe-ダミーテスト実施者からJESAがお預かりし、 発電設備の負荷試験のさらなる改善についての研究データとして活用し、会員をはじめとする皆様にご提供していく予定です。
また、現在、JESAではWeb上で発電設備点検(負荷試験)の実施済み状況が確認できる『e-ダミーチェッカー』(負荷試験実施センサー&システム)も開発を予定しています。 e-ダミーテストの報告書をタブレットからJESAサーバーに送信。 データの蓄積・集計を行った上で、集計データの確認はもとより、 地図上に終了場所をマッピング表示させ、消防庁等の所轄官庁も確認可能なシステムとします。
JESAは、「ニッポンのエネルギー設備の“あんしん”」を『e-ダミーテスト®』の啓蒙・推進で守っていきます。