近年様々な災害・事故等の経験から、防災・減災・建築設備の保安は、緊急の場合の時の備えとして求められています。 その観点からも非常用予備発電装置や非常電源・予備電源として用いる無停電電源装置(UPS)等だけでなく、 工場や事業場には常用非常用電源の設置も多く進められています。
このような設備の普及と重要性が増すなかで、適正な運用や安全性の確保もまた問われる時代となってきました。 この意味合いからも設置された設備の適正運用を図るため、 運転管理・保全業務の更なる充実と専門的な知識・技能を体した技術者養成と育成を目的とし、 本協会は自主資格制度として、『負荷装置専門技術者』資格制度を創設しました。
『負荷装置専門技術者』資格取得の講習会は、希望者全員を対象に、講習及び実技講習を適宜開催します。 日程の詳細は事務局までお問合せください。
受験資格は自家用発電設備専門技術者(内発協認定)取得者とします。 但し、本協会が負荷装置専門技術者と認めた方に関してはその限りではありません。 受験資格の詳細は事務局までお問合せください。
業務区分は、特高第1種、第1種(a,b,c)、第2種、第3種の4種6部門となります。※資格更新は5年。
- ※
- 特高第1種-13200V級の特別高圧までのすべての負荷試験
- 第1種a-7000Vまでのすべての負荷試験
- 第1種b-7000V以下で4000kW未満の負荷試験
- 第1種c-7000V以下で1000kW未満の負荷試験
- 第2種 -700V以下のすべての負荷試験
- 第3種 -700V,100kW以下の負荷試験